島津家久上京日記
天正3年(1575年)4月、島津家久(しまづいえひさ)は入京。しばらく京に滞在してあちこち見てまわることになる。織田信長の軍勢が出征から戻ってきたところにも出くわす。『中務大輔家久公御上京日記』では、そのときのことも詳しく記される。 天正3年4月17…
『中務大輔家久公御上京日記』で島津家久(しまづいえひさ)の旅程を追う。天正3年(1575年)4月半ばのこと、播磨国室津(むろのつ、兵庫県たつの市御津町室津)から摂津国へと入っていく。 前回の記事はこちら。 rekishikomugae.net この頃、織田信長が京を…
島津家久(しまづいえひさ)は天正3年(1575年)3月に安芸国の厳島神社(広島県廿日市市宮島町)を参詣。『中務大輔家久公御上京日記』では、その様子を興奮気味に伝えている。 前回の記事はこちら。 rekishikomugae.net 宮島をあとにして、一行は京を目指し…
天正3年(1575年)、島津家久(しまづいえひさ)が京へ上る。『中務大輔家久公御上京日記』からその旅程を追う。一行は周防国から安芸国へと入る。そして厳島神社(いつくしまじんじゃ、広島県廿日市市)に到着。参詣の様子を島津家久はやたらと詳しく伝えて…
天正3年(1575年)に島津家久(しまづいえひさ)は上京する。『中務大輔家久公御上京日記』によると、同年3月10日に長門国の赤間関(山口県下関市)に至る。関門海峡を越えて九州を出た。その続き。一行は安芸国の厳島神社(広島県廿日市市宮島町)を目指す…
天正3年(1575年)の島津家久(しまづいえひさ)の上京の旅程を追う。『中務大輔家久公御上京日記』より。3回目となる今回は、ついに九州を出る。 天正3年3月1日、高良山で歓待される 天正3年3月2日、通行料とられまくり 天正3年3月3日、小石原に至る 天正3…
薩摩から京へ。天正3年(1575年)に島津家久(しまづいえひさ)が上京する。旅の様子について書き残している。『中務大輔家久公御上京日記』の記述をもとに旅程を追う。その2回目。 『中務大輔家久公御上京日記』についてはこちらの記事にて。 rekishikomuga…
天正3年(1575年)、島津家久(いえひさ)は薩摩から上京する。旅日記が残っている。『中務大輔家久公御上京日記』または『家久君上京日記』と呼ばれるものである。こちらから旅程を追跡してみる。 島津家久は戦国島津氏の四兄弟の末っ子である。兄に島津義…
天正3年(1575年)、島津家久(しまづいえひさ)は薩摩国から京へのぼる。その道中をつづった日記が残っている。これがかなり面白い内容なのだ! 島津家久の旅程を知ることができるほか、戦国時代の実情や当時の諸国の様子といったこともわかる。京では織田…