ムカシノコト、ホリコムヨ。鹿児島の歴史とか。

おもに南九州の歴史を掘りこみます。薩摩と大隅と、たまに日向も。

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

谷山城跡にのぼってみた、懐良親王を迎え入れて薩摩の南朝方の拠点に

谷山城(たにやまじょう)は薩摩国谿山郡(たにやまぐん、たにやまのこおり)にあった。場所は鹿児島市下福元町。シラス台地の丘陵に城郭群が築かれている、その東端に谷山本城(たにやまほんじょう)、さらに尾根に向かって弓場城・陣之尾城が連なる。谷山…

富隈城跡にいってみた、大隅国に築かれた島津義久の居城

富隈城(とみくまじょう)は、島津氏16代当主の島津義久(しまづよしひさ)が拠点とした城である。場所は鹿児島県霧島市隼人町住吉。富之隈城ともいう。 文禄4年(1595年)、島津義久は薩摩国鹿児島にある内城(うちじょう、鹿児島市大竜町)から大隅国の富…

石體神社は高千穂宮の跡地? 鹿児島神宮がもともと鎮座していたところ

石體神社(しゃくたいじんじゃ)は鹿児島県霧島市隼人町内に鎮座する。鹿児島神宮(かごしまじんぐう)から水路沿いを北西方向にちょっと行ったところに位置し、その摂社でもある。こちらもまた、なかなか雰囲気のある神社である。 ヒコホホデミノミコトが住…

写真が真っ白! 露出調整が不調になった、その原因はレンズの絞り羽根に

いつものように撮る。カメラの液晶画面を見て違和感を感じた。写真が真っ白なのだ。明らかに露出オーバーである。困った。 私が体験したカメラのレンズに関する出来事について、今回は記事にしてみた。同じような状況に遭遇した人の参考にでもなれば、と。 …

鹿児島神宮の本殿の裏手から参道が続く、末社の稲荷神社はなんとも不思議な雰囲気

鹿児島神宮(かごしまじんぐう)は大隅国の一之宮。鹿児島県霧島市隼人町内に鎮座する。その歴史は神代から続くとされる。規模も大きく、摂社や末社も多く、稲荷神社も末社のひとつである。 こちらの稲荷神社は不思議な雰囲気。いかにも神威が強そうな感じな…

鹿児島神宮へお詣りに、ヒコホホデミノミコトと八幡様が南九州を鎮護する

鹿児島神宮(かごしまじんぐう)は大隅国一之宮である。鹿児島県霧島市隼人町内に鎮座する。 ここは「神話が息づく」という言葉がぴったりの雰囲気だ。そして、南九州でもっとも大きな力を持っていたと考えられる神社で、歴史にも大きく絡んできたのである。…